「模擬アフリカ連合会議」次回開催に向け実行委員を募集開始

2024年11月25日
a group of people standing in front of a crowd

2025年8月に横浜で開催予定の模擬アフリカ連合(AU)会議では、次回会議に向けた実行委員の募集を開始しました。模擬アフリカ連合会議は、アフリカ連合の総会を模擬し、日本に住む若者がアフリカ諸国の持続可能な発展とパートナーシップについて議論を深める場を提供する取り組みです。2024年8月に開催された第1回目の会議では、「緑豊かなアフリカを目指す若者によるソリューション 」をテーマに掲げ、熱意あふれる討議が展開されました。日本全国36大学から119名の参加者が集まり、アフリカ32か国を代表する日本人73名、アフリカ出身のアドバイザー32名を含む119名が参加し、幅広いネットワークが構築されました。

a group of people sitting at a table
a group of people looking at a laptop

参加者はアフリカ連合委員会(AUC)によるアフリカ連合の仕組みについての説明を受け、その後、会議での役割や手続きに関する2回のブリーフィングセッションに参加しました。さらに、3カ国の代表団はそれぞれの国の在京大使館から個別のアドバイザーサポートを受けました。 
会議当日は、学生代表たちが国家元首や閣僚の役割を担い、アフリカ連合の特別技術委員会(STCs)に基づくテーマに沿って、気候変動に関する開発課題に取り組みました。本イベントは、UNDP (国連開発計画)、JICA (国際協力機構)、上智大学、そして学生ボランティアからなる実行委員会の共催で開催されました。次回の会議は、 TICAD9に合わせて、2025年8月20日から22日の間に横浜で開催される予定です。

 

  • 現在、次回会議の実行委員として活動いただける学生ボランティアを募集しております。実行委員会に参加することで、企画力や組織力を伸ばし、アフリカ諸国の多様な文化、課題、そして可能性についての理解を深めることができます。また、ダイバーシティー、連帯感、相互理解を推進し、グローバルな視野での見識を得られると同時に、アフリカと日本の関係に関わる主要なステークホルダーや、国際開発や外交に熱意を持つ他の学生との連携を通じて、幅広いネットワークを構築する機会となり、課外活動の実績を積む機会にもなります。

 

以下の役職にて実行委員を募集しております。いずれも無給のボランティア活動であり、選考の結果必ずしも採用されるわけではないことを予めご了承ください。 

 

【募集役職】

  • 会長
  • 学術部門責任者およびメンバー
  • 広報・アウトリーチ部門責任者およびメンバー
  • ロジスティクス部門責任者およびメンバー

 

【役職概要】

代表:
実行委員会全体の管理を統括し、共催者や外部パートナーとの主要な連絡窓口としての役割を担います。アフリカに関する深い知識、優れた学術能力、口頭および文書での高いコミュニケーション能力、ならびに日本模擬国連や当模擬アフリカ連合等の模擬イベントでの経験が求められます。共催者への進捗報告や課題の共有、実行委員会内部のコミュニケーションの促進、スケジュールに基づく計画の進行の監督を担います。 

学術部門責任者/メンバー:
学術部門は、アフリカに関する学術的知識、国際関係及び模擬国連や当模擬アフリカ連合等の手続きに関する知識が求められます。詳細なリサーチを行い、議長と密接に連携しながら、議題となるテーマの提案、スタディガイドの作成、全参加者へのトピック及に手続き面でのブリーフィングを行い、本会議の内容を作成します。主な責務には、包括的かつ正確な資料(スタディガイドや議題となるテーマなど)の作成を目的としたリサーチの実施が含まれます。
リサーチ活動に加えて、代表団、議長、ラポルトゥール、ジャーナリストなど参加者を選定し、適切な役職への割り当てを監督します。また、本会議の議題や目的に関連する記事の執筆を担当し、イベントの企画から実行まで、学術的アプローチが一貫して維持されるよう管理します。この部門は学術部門責任者によって指揮されます。

広報・アウトリーチ部門責任者/メンバー:
広報・アウトリーチ部門は、メディア戦略の策定と実行を通じて、会議自体のコンセプト、ビジョン、目的の認知度を高める役割を担います。また、力なコミュニケーション計画の構築を担当します。主な業務には、ソーシャルメディアを活用した、各委員会(表団、議長、ラポルトゥール等)の募集、議題となるテーマについて、会議自体の広報、大学や高校との連携、参加者とのコミュニケーションが含まれます。さらに、会議当日に使用するプレカード、旗、証書、名札などの準備も担当します。この部門は広報・アウトリーチ責任者が統括します。

ロジスティクス部門責任者/メンバー:
参加者リストの管理、移動手配、会場の準備など、イベント全体の運営を円滑に進めるための業務を担当します。また、プロジェクトの詳細確認、タスクの整理・委任、イベント後の評価を行い、運営に必要な計画を実行します。この部門はロジスティクス部門責任者が指揮します。


【応募資格】

•    日本国籍またはアフリカ国籍を有する者本会議に関連したイベントや準備活動に、2024年12月から2025年5月まで部分的に、また会議当日までの2025年6月から8月の期間日本に居住し、会議の運営をサポートできる方(必須)
•    アフリカ開発や国際問題に対する関心を持つ大学生以上の学生(修士・博士含む)
•    模擬国連や当模擬アフリカ連合等の国際フォーラムでの経験があると望ましい
•    英語でのコミュニケーションおよび文書作成能力が望ましい


【応募フォーム】

締切:2024年12月6日(金)
https://forms.office.com/e/LgkRWPUAu2


※本委員会への参加は無給のボランティア活動であり、UNDPによる雇用関係とみなされません。